1ヶ月前の私の誕生日。


私と裕は遊園地に来ていた。その帰り…


空はすっかり暗くなり、夜空には満天の星が綺麗に輝いていた。


「裕、今日はありがとね。とっても楽しかったよ。」


「そうか?良かった。」


私がお礼を言うと裕は照れくさそうにはにかんだ。


「ねぇ、また一緒に来れる?」


「フッ…当たり前だろ?またこような。」


そう言って、私の髪をくしゃっとした。


「裕、大好きっ!」


私は思いっきり裕に抱きついた。



裕の香りがただよった。