そう言って侑介お兄ちゃんと、絵麻お姉ちゃんは学校に行った


はぁ…時間もあるし、後片付けでもしていこうかな

右京「遥ちゃん後片付けは、私がしておき   ますよ」

この人は右京兄さん
家の家事などは全部この人がやってくれてる。
しかも、弁護士っていう…あたしこの人に不可能なこと無いんじゃないのって思うときよくあるし

あたしは、右京兄さんに後片付けを頼み、学校に行く準備をした

 遥「行ってきます」

風斗「ちょっと!置いていく気!?」

 遥「あたし、風斗と行くなんて言った    け」

風斗「あんた、ホンット可愛げがないよ    ね。まず、この僕にときめかないこ   とがおかしいし」

そんな風斗の話を聞き流しながら、学校に行った






風斗「なぁ、遥」

 遥「何」

風斗「この前、マネージャーから遊園地の   チケットもらったから一緒に行こう   よ」

遊園地!!行きたいと思い、行くって言葉が喉まできたのに

言わなかった…言えなかった…

風斗はあたしと絵麻お姉ちゃんを重ねて見てるんだと思ったから

 遥「なんであたし?」

風斗「うーん、身近にいるから」


言わなきゃ…

 遥「風斗」
あたしは立ち止まって君の名を呼んだ。