まだ、目が覚めない

 遥「…ぅ…ぃ…で」

え?
上手く聞こえない…

僕は、遥の口元に耳を近づけると
 遥「裕太…いかないで…」




裕太って誰だよ…!


風斗「なんで、俺を見てくれないの」

ベッドの脇に座り、思わず嘆いてしまう本音。



風斗「早く、目覚ませよ。」