BROTHERS CONFLICT



水が気持ちいい

予鈴まで5分前か…さすがに教室戻らなきゃ



トイレから出ようとすると、
なんか女子三人がトイレの入り口をふさいでいて、出れない


 遥「?」

女1「なぁ、風斗君に近づくの止めてくれ   ない?」

女2「正直、あんた邪魔なの」

  ドンッ
 遥「きゃっ…いたた…」

一人の子あたしの肩を押し、壁に叩きつけた


女3「二度と、風斗君に近づかないよう    に、その身体に覚えさせてあげる」

 遥「い、いや…!ッはあ、はあ」


『遥のこと大好きだよ』

『裕太の前現れないでよ!』

『さっさと、別れてよ』

『遥、俺に君は守れないらしい…
ごめんな…守るって約束したのに…別れよう』


 遥「待って!ゆうッ…た……」

女2「何なの…まだ、なにもしてないじゃ   ない…「遥!!!」!?」

え…風斗?

風斗はあたしを抱きしめてくれた
女子からあたしを守るかのように…

 遥「ふう…と」

そこで、あたしは意識を手放した