大好きだから、幸せになって。

…にしても、

かわいい。

ひたすらにかわいい。


閉じられた大きな目。

長すぎるわけでも
短すぎるわけでもないまつげ。

少しチークののった頬。

緩い癖の付いた肩までの髪。

寝息を漏らす唇は
淡くピンクで柔らかそうで…

触れてみたい。

と、思ってしまう。


先生も先生だ。

生徒といえど、
俺も男なんだよ?

無防備、すぎない?

それとも、
やっぱり、
先生からすれば、
俺はまだ、

子供?


俺の意思を無視して
俺の右手が

パイプ椅子に座る
先生の唇へと伸びる。

あと、5センチ。
あと、3センチ。
あと、2センチ。
あと、1センチ。

あと、...