大好きだから、幸せになって。

「あと、
さっき部員達に、初め、
ごめんなさい
って言っただろ。

変なこと考えてるんじゃないだろうな。」

「変なこと?」

ま、まさか、
橋本先生のこと、藤村先生にバレてるんじゃ!

「みんなは本当は帰りたかったのに、
自分が主将であることを
みんなが気にして帰らなかった。
とか。」


まあ、とりあえず、
橋本先生のことはバレてないな。
よかったぁ。

「でも、実際、そうだと思うので。」

「それは絶対にない。
あいつらは俺は何度も帰れと言ったのに帰らなかったんだ。
先生に背いてまで、おまえのこと待ってたの。
この意味、分かる?」

「先生の言うことを聞かなかったから、いけない?」

「ちげーよ。
俺よりもおまえのことを慕って、ついて行こうって、あいつらが思ってる証拠だよ。

俺は自分の信じた人について行くのが1番だと思ってるからさ。

まあ、ちょっと、
坂口に負けた感が悔しいけど?」

「俺が、先生よりも…
本当に?」

先生はゆっくり、でも、大きくうなっいてくれた。

そっか。
俺、慕われてるんだ!

ただ単純に
すごくすごく嬉しかった。