大好きだから、幸せになって。

スゥーハァースゥーハァー

よし、いける。

根拠はないけど、
そんな気がした。

ゆっくり歩いて
スタート地点につく。

号砲とともに走り出す。

数秒前まで
いける
なんて思ってたのが
嘘みたいに
足が動かない。

なんで
えっちょっと待って

んなこと思ったところで
周りのやつらとの差が
1センチ1センチ
増えていくだけで
何も変わらない。

くっそ、なんで俺は大事な「ファイトー」

俺の負の思考を掻き消す様な声が
一直線に俺に届いた。