アップをして、
準備体操を終える頃には
掃除やHRが長引いて遅れた部員たちも来て、
全員がそろった。
いつも、この位には藤村先生が来るのだが、
「先生、いつもより遅いですね。」
副主将を務める2年生の後輩が遠慮がちに俺に言う。
こいつは真面目だから、
早く練習を始めたいのだろう。
それで、俺の指示が欲しいんだろうけど、
ここで練習を始めると
橋本先生が入りづらいだろうしなぁ。
かといって、ストレッチをして待つのもそろそろ限界なんだが。
「わりぃ~遅くなった。」
藤村先生の声が職員用の下駄箱の方から聞こえた。
手を振りながら、こちらに走ってくる。
その藤村先生の少し後ろを
真新しいバインダー付きノートを両手で抱えた
橋本先生が一生懸命走りながら付いてきていた。
つか、橋本先生…可愛すぎ。
ノートを両手で抱えてるとことか、
本人は軽く走ってるつもりなんだろうけど、
常人からすると明らかに全力疾走じゃないと
ついていけない藤村先生の駆け足に
頑張ってついていってるとことか。
やばい、考え出したら、切りが無い気がしてきた。
そんなアホなことを考えているうちに
先生は俺たちのところに着いていた。
準備体操を終える頃には
掃除やHRが長引いて遅れた部員たちも来て、
全員がそろった。
いつも、この位には藤村先生が来るのだが、
「先生、いつもより遅いですね。」
副主将を務める2年生の後輩が遠慮がちに俺に言う。
こいつは真面目だから、
早く練習を始めたいのだろう。
それで、俺の指示が欲しいんだろうけど、
ここで練習を始めると
橋本先生が入りづらいだろうしなぁ。
かといって、ストレッチをして待つのもそろそろ限界なんだが。
「わりぃ~遅くなった。」
藤村先生の声が職員用の下駄箱の方から聞こえた。
手を振りながら、こちらに走ってくる。
その藤村先生の少し後ろを
真新しいバインダー付きノートを両手で抱えた
橋本先生が一生懸命走りながら付いてきていた。
つか、橋本先生…可愛すぎ。
ノートを両手で抱えてるとことか、
本人は軽く走ってるつもりなんだろうけど、
常人からすると明らかに全力疾走じゃないと
ついていけない藤村先生の駆け足に
頑張ってついていってるとことか。
やばい、考え出したら、切りが無い気がしてきた。
そんなアホなことを考えているうちに
先生は俺たちのところに着いていた。
