大好きだから、幸せになって。

3年生が始まって3週間が経過した。
俺は相も変わらずボッチだったが、
まあ、
なんとか高校最後の年を送っていた。

というのは、矢野と長野のおかげだ。

当然、2人で盛り上がり、
俺のことなんて気にしないという思っていた。

こういうのは一般論では
「酷い」
とか言われるのかもしれないが、
俺はむしろそれが普通だと思うし、
学生の頃からそんなに他人に気を使っても疲れるだけだと思う。

何しろ、今まで付き合ってきた友達。
まあ、数としては少ないが。はそうだったから、そういうものだと思っていた。

だから、授業開始1日目から、
昼休みに2人が来たのを見て、
素直に

「なんで来たの?!」

と言ったら、矢野に

「弁当食うの誘いに来たに決まってんじゃん?」

と、頭の上に?を浮かせながら、言った。

この時、俺は生まれて初めて俗に言う友情というものを感じた気がした。