大好きだから、幸せになって。

俺は続ける

「先生からも
なにからも
奪って

菅野先輩に
俺だけを見てほしい

って。
嫌でも
そう思ってしまうんですよ。」

このことを
俺が周りに言ってしまえば
菅野先輩と先生は
別れざるをおえなくなる。

でも、

先生がこの学校をやめる?

そんなこと
想像もつかなかった。

そして、

「好きな人がいる」
そう言った時の
菅野先輩の赤い顔、

先生に出席簿で
頭をポンポンされた時の
嬉しそうな顔が

あの笑顔を
俺が奪うのか?
菅野先輩を泣かすのか?

そんなこと


できるわけない。