窓 空 空

窓 私 空

窓 空 空



こんな席なんだけど...嫌な予感がするのは私だけだろうか。



出て行った亜季さんは戻って来て私を1度心配そうに見たが直ぐに授業は再開され。




__数分後。




_ガラガラ。




「遅れて悪い。」


「すみません、遅れてしまって。」


「亜季ちゃん御免!僕が寝坊したから遅れたんだ..。」


「....悪ィ、此奴が寝坊したから。」


「亜季ちゃん、今回は許してや!」



亜季)「今回は..っつっても毎日遅刻してるだろうが。まあ良い。座れ。それと転校生来てるから。」



先程からの会話を黙って聞いていたが...もしかして周りの席だろうか。




私をチラ、と見た亜季さんは何処か申し訳なさそうな表情を浮かべながら指を差して。




亜季さんを見ていた5人の彼等は一斉に私の方を見れば近寄ってきて。




鳴呼、最悪。