志穂サイド

『おばさーん!おはよー!蓮也の部屋に行くねー』

「いつもいつも、ありがとねー!志穂ちゃーん!」

『いいよー!気にしないでー』

蓮也の部屋の前について、深呼吸してから、ドアを開ける

『蓮也ー、起きてー!朝だよー』

「んー」

なんだ?!このカッコイイ奴わ!しかも
服を着ていない!超ー、ヤバいんですけど!

『ほらー!起きてよー!』

蓮也の上に乗る
重いかなー?嫌だなー

「んー、ってええ?!志穂?何で?
俺の上にいんの?変態か?!」

ああ?朝起きて、第一声わそれかよ!
なんだそれ!

『ああ?てめーが起きねぇーから、
上に乗ったんだよ!変態じゃねぇーよ!
てめー言葉を選んで喋れや!』

って怒ったら、まさかのこんな一言が

「え?あぁ、ゴメン!許して?な?
今日、帰りにファミレスでなんか奢るからー!」

おぉ!よっしゃー!ラッキー!

『マジでー?いいのー!ありがとー!
蓮也大好きー!』

って抱きついた

「わかったから、離れて。暑いから」

『あーゴメン!』

それから、蓮也と学校に行った