もう面影なんて探さない

「はー…なんて、メールしよう…」

その日、俺は悩んでいた。

夏恋にメールをすると言ったはいいものの…

なんてメールすりゃいいんだ?

『夏休み予定あいてたら俺とりつと遙香ってやつと夏恋で出かけない?』

でいいのか?

いや…でもその前に遙香ってやつはりつのこと知ってるのか?

でも…りつはモテるし、よく女子の話題になってるから知ってるか?

くそっ わかんねぇよ。

悩んでてもしょうがない…か。

よし、メールしよう。

俺は意を決してメールを送った。

内容は『夏休み予定があいてるとき、俺とりつと夏恋と夏恋の友達の4人で出かけない?』

用件だけ伝えることにした。

てか、送っちまったよ

返事くんのかな?

来なかったらどーすんだ?

ブーブー

うぉっ 返事か?

バイブ音に気づき、スマホを見てみると…

『私はOKだよ、きっと私の友達も大丈夫だと思う。 どこに行くかお互いに考えておこうね!!』

夏恋からの返事…!!