新しい扉を開くとき




「…待って!」


はるくんの腕をとっさに掴んだ。



…?とでも言いたげなはるくんの顔が目の前にある。



幼なじみ。



この関係で繋がっていたわたしたち。



でもいつかこんなにも近くにはいられなくなるかもしれない。



でもここで言っても大丈夫なのかな。



少しだけ不安が押し寄せる。



でも言わなきゃ。



なにも始まらない。