新しい扉を開くとき




『えっもらっていいの?』



はるくんは目を見開き、少しだけ驚いている。




「もちろん。はるくんのために作ったんだもん」




『ひな、ありがとう』




そう言って微笑み、愛おしそうに写真を眺めていた。



『でもなんで最後のページだけ綺麗にあいてんの?』



「あっ…えっと…それはね……ユニフォーム姿のはるくんと写真が撮りたいなって思って……撮ってくれる…?」




『うん、撮ろう。またその腫れた目が治ったら……』



はるくんは笑っている。



そんなに腫れてるのかな……



恥ずかしいな……