新しい扉を開くとき




公園に着くと、はるくんの姿が見えた。



「はるくんっ!」



わたしはアルバムを片手で抱え、大きく手を振った。


アルバムを両手に持ち、はるくんのもとへ走って向かう。



「はるくんおつかれさま」



『ありがとう』



わたしが微笑んだから、はるくんは微笑んでくれた。



「えっと……これ一緒に見ない?」



わたしが抱きかかえているアルバムに目線を移す。



『見よう』



公園の中にあるベンチに座り、膝の上にアルバムを広げた。