新しい扉を開くとき




わたしも急いで用意をして、机の引き出しからアルバムを取り出した。



昨日の記憶はほとんどないものの写真屋さんへはちゃんと行っていたみたい。



もう習慣づいていて勝手に身体が写真屋さんへと動いているんだと思う。



アルバムを広げ、写真をアルバムに貼った。



最後のページだけは残しておいた。



最初のページからパラパラとめくり、思い出が蘇ってきて目が潤んできた。



目をぎゅっと閉じるのと同時に、アルバムも同時に閉じた。



それを抱きしめるように持って家を出た。