新しい扉を開くとき




『もしもし』


はるくんの声が少しだけ落ち込んでいるように聞こえた。



わたしに元気づけれたら。


元気づけれるのなら。


「もしもしっ!はるくん。これから出てこれたりしないかな……?」



『あーうん。いいよ』



「じゃあいつもの公園に……」



『20分後?』



はるくんの声が笑っているように感じた。