それから家路に着くまでのことの記憶はほとんどないほど泣き疲れていた。 はるくんへどう電話していいかもわからなくて、そう考えているうちに寝てしまい、朝を迎えていた。 部屋のカーテンを開けて、太陽の光を浴びる。 瞼が少しだけ思い。 昨日泣いたからかな…… はるくんに会いたいな。 おつかれさまって伝えたい。 わたしの気持ちも伝えなきゃ。