「俺はお前が女って言う証明くらいはあるぞ?」



は!?自分って外見男にみえるよね!?
口調も完璧なハズなのに!


「まあ、大胆になっちまうがな。」



え?
もしかして…。



「もしお前が男って言い張るなら目の前で服、脱いでもOKだよな?」




………やっぱり。よくあるパターン…(´・∀・`)



どうしようか。
そうだ!沙希に連絡して助けてもらおう!



そして真希は携帯を取り出した。

ヒュッ。



「った…!」



いきなり私目掛けて矢が飛んだ。
遅くに気がついたため反応が遅れて腕を掠った。



「お前っ!血が!」



「変人!黙っとけ!おい!陰陽師!学校でしかも人がいるときに襲うとかありえねぇぞ!」



……。チッ、逃げたか。



「陰陽師!?なんで陰陽師?お前、中二病!?」



「黙れ!変態!変な妄想すんな、変人が。」



「俺は変態でも変人でもねぇよ。」



くそっ!腕がいてぇ…!血が止まんない!
いま、魔法を使ったらこいつにバレる!




「お前!血が止まらねぇぢゃん!」



「どおってことない。」



「待て。」



「うるせぇぞ?お前。いい加減に…「この者の傷を癒せ。」…なっ!?」




すると段々傷が塞がった。






「お前…。癒しの魔法…。」