「おいっ、ゆーだい!‼︎」
要に話しかけられて 俺はハッとして、ソイツから目を要に向けた。
「ゆーだい、おまえ…
惚れたかっ⁈」
要がニッヤニヤしながら聞いてくる
いつもの俺じゃないことに気づいたみたいだ。
まぁ、わかるか、さっきので。
「ああ。あの ちっこいの。」
俺はすんなり肯定した
「まぢかっ あの、
ゆーだいがついに恋に!
しかも相手は学年1の美少女‼︎」
要が騒いでいるのを横目に
俺はソイツを見ながら
要に聞く
「アイツの名前なに?
あと クラス」
要は一瞬ニヤッとして
「美少女のほうは 宇佐美 寧々
美女のほうは 吉川 莉子 だ!
クラスは2人とも3組だっ!」
と言った。
…ウサギか☜
俺は名前を聞いて、なおさら そう思った。
ぜったい俺のもんにする。
ーーキーンコーンカーンコーン
昼休みを終えるチャイムを聴きながら
俺は胸に決めた。
