俺はウトウトし始めていると、
「なぁなぁ!
お前知ってるか?」
と 要が急に話しかけてきた。
「ん〜?」
俺が適当に返事をすると要は話し出した
「ここから見える中庭にさ、
あの一年で1、2の美少女と美女が
昼飯食ってるの‼︎」
「ふ〜ん」
要の話に俺はまたも適当に返事をした。
「ふ〜ん ってお前なぁー
おまえ、無口のくせに顔はかっこいい し 背だって高いし 人気あるのに、女 に興味ねーの?」
「はぁ?」
要が意味わかんねーこと言い出した。
「別に女に興味ねぇ訳じゃねーし。
人気ってなんだよ」
俺は上体を起こしながら要に言った。
「カッコいいっ♡
あの低音ボイスで囁かれたいっ♡
抱きしめられた〜い♡」
「とか、他のクラスの女子とか言ってたぞ!あ、クールなクマくんに襲われたいっ♡ってのもあったな」
要がキモいオンナ声で言ってくる
「はあ〜?
なんだそれ…」
俺はそんなふうに見られてんのか…
知らなかった俺はビックリしていると