「あれ?図書委員いねーじゃん」

「あー、サボりなんじゃね?」



嘉耶と不破が居る場所は、本棚で入口から死角になっていて、生徒達からは見えない。

そこで2人でしゃがみ込んでいた。



「この本、ここに置いておけばいっか」



生徒達は、カウンターに本を置くと、図書室を出て行った。