「ん、やあ…不破くっ…!」 放課後の図書室。 風でふわりとカーテンが舞う。 その陰に隠れるように、早乙女嘉耶は体を本棚に押し付けられていた。 「不破くん、や、やめて…」 「あの写真、バラされても良いのか…?」 不破の手が、嘉耶の肌を這う様に滑る。 嘉耶は体を襲う刺激に必死に耐える。 「んんっ…」 嘉耶は口を塞がれ、何も言えなくなった。