と、悲しい態度をとった天王寺が急に笑い出した。


「あ…っはっはっ!!!!」


「はっ……??」


なんだよ。
この女……!!


なんか嫌な匂いがすんだけど。
気のせいか……!?



「もしね、洸くんが付き合うって言ってくれなかったら……」



グイッと俺のシャツを握った。