デブやめますから!


「唯香、起きなさーい!」

「お母さん、起きてるから!あと、今日早く行くね。」

あっという間に朝だ

わたしは珍しく珍しく早く起きました
だって、今日が勝負なんだから!

昨日があっという間に終わった感じ…

朝ごはんはパンと牛乳、ヨーグルトっと
「いってきまーす。」

いつもよりゆーっくり、のんびり学校へ

落ち着きたいけど落ち着かない…
告白する子ってみんなこんな気持ちなのかな?なんて思いながら机に座っていた


「山名、おはよ 」

ん…この声は、


橋本くんだ…「おはよ」

男子に おはよ なんて初めて言われたよ

「今日早くない?いつもは俺が1番だったから」

「うん、たまには早くこようかと思ってね」

橋本くんはわたしの前の席だ
男子が苦手で仕方ないわたしだけど橋本くんがクラスで1番話す機会が多いかな

全部橋本くんから話しかけてくるんだけどね

橋本くんは男子といつもつるんでいて明るいイメージでみんなが認める天然くん
眼鏡をかけているが顔は整っていて女子から密かに人気だ
プールの授業のときになんか別人にみえたくらい

「宿題おわった?俺やってくるの忘れたんだけど」

「ちょっと待って!」机のなかをあさる

ん…コレだ!ノートの中身は…できてる

「はい、宿題終わってたよ」

「サンキュー!ほんとありがと」

あぁ、朝から爽やかな笑顔だね
でも黒瀬君には負けるよ…わたしのなかではね?

カリカリ…

「橋下くん、ちょっと何してんの!」

「いや、宿題写してるだけ」

「なんでわたしの机を…?」

なぜか自分のイスに座りながら後ろを向いてわたしの机を使う橋本くん

「俺の机は今こんな感じでさ」

見せられたのは橋本くんのノートとカバンでくっちゃくちゃの机

「………」思わず言葉が

でなかったーー