デブやめますから!



そのあと2人で放課後までサボった


嬉しい気持ちと切ない気持ちが混ざって複雑になっていた私は
笑って話せる自信がなかったから

座って寝るふりをしたから黒瀬君も話さず寝転がり時間が過ぎていった


チャイムが聞こえたあとすぐ教室に行くのがイヤだったから
それからもしばらくいた

「山名、もうそろそろ行かね?」


「うん、そうだね。行くよ」



教室にはもう誰も残っていなかった

黒瀬君に聞きたいことはいっぱいあるんだけど…
コレなら聞いてもいいよね

「黒瀬君って表と裏がスゴイよね?」


すると動きがピクっととまった

「それはいろいろとな…」


深入りはしない方が良さそうだね
「最初話したとき、ギャップがすごいなって思って…
あ、今はぜんぜん大丈夫なんだけどね」


そしたら黒瀬君は少しにやけてるし…

やっぱり謎が多い…


帰る準備なんてすぐ終わるし、黒瀬君も部活してないから
必然的に一緒に廊下を歩くことに…


そういえば黒瀬君って
女子と話してるとこ見たことないな

こうして歩いてるのは私くらいだよね?
……うれしい…