復讐~いじめ~

私はお兄ちゃんの車に乗った。

お兄ちゃんは車を発進させる。

すばやく流れていく景色を、ずっと眺める私。

「ねぇ、お兄ちゃん」

「んー?」

「私、大丈夫かな」

「何が?何か、悩んでるのか?だったら、相談しろよ」

「うん、そうしたいんだけどね。でもね、私の悩みね、そんな簡単に解決できるようなモンじゃないんだぁ」

と、頬杖を付きながら言う。

「ん?どうした?言ってみろ」

「私と杏奈ね、いじめられてるの」

「・・・!?」

お兄ちゃんの表情が変わった。

どんどん険しくなっていく。