復讐~いじめ~

私は、イヤミっぽく言った。

「か、帰ろう、琴梨」

「えー?」

「いいからっ」

健一は、琴梨と手を引いて、病室を出て行った。

「何や?アイツ。ビビるくれぇなら、ケンカ売ってこんとけばええやん。」

達樹が、溜息交じりで言った。

「確かにねー。これで、アイツらも懲りたんじゃない?」

私は、点滴が終ったので、ナースコールを押しながら言った。

「ねぇねぇ。達樹君のお兄ちゃんがヤクザって本当?」

「ヤクザって言うか、正式には暴走族団の団長・・・ってトコかな」