復讐~いじめ~

「ふざけないでよ!何で、私なんかのために!もういいよ!もう充分だから!辞めるとか言うなよ!」

立花は唖然としていた。

それもそうだ。

以前の私は、立花を恨んでいたし、嫌いだった。

けど、何か、今は違う。

すごく、何か、心が穏やかで・・・・。

「水戸さんから、その言葉が出てくるだけで、先生、嬉しいわよ。ありがとうね」

「違うよ!だから、何で先生が責任を取らなくちゃいけないワケ!?」

「・・・・・・水戸さん。これだけは言わせてね」

「?」

「友達は、大切にね」

立花は、そういって屋上を後にした。