あの表情からして俺は決して感情が少なくてもない訳ではないと思った。
きっとこれからもっといろんな表情が見えるんじゃないかと思うと俺はドキドキしてしょうがない。
まぁ、それは一旦置いといて夕食どうしようかな…いつもはコンビニ弁当だし、でも外食は高いし光香にとっても人が多いとあんまり良くないような気がするしな…うーん…うーん…
作るか!よし(๑•̀ㅂ•́)و✧ な〜に〜作ろっかな〜
ガバッ
ん?冷蔵庫に何もないー!!!
どうしよ…!!
「あ、あの、みっみっ光香ちゃん!」

きっと初めて名前を呼んだ。まともに女の子と話さない俺は話し方に慎重だ。そもそも女の子と話したことが全くない俺にいきなり同居して感情教えろってほうがおかしいけどな……

光香ちゃんは首をひねって待ってた。
「あの、夕食作るのに食材ないから買いに行こう!!!」
きっと顔は真っ赤だ。分かるほど体温が熱くなって行ってる。
「うん。」
スラリとかわされる光香ちゃんにちょっとホッとした。