幸福論

とっておきの誕生日にしよう。

僕は色々考えた。

「祝ってくれるだけで充分だよ」

そういう君が愛しかった。


宿にホールケーキを頼んでおこう。

ロウソクは別に持って行こう。

洒落た演出してあげよう。

プレゼントももちろん用意した。



きっと君は喜んでくれる。

そう思って色々と計画を練る自分が幸せを感じていた。