「おい、なんか言えよ」




悠斗のムスッとした顔があたしの瞳に映る。




・・・あっ、ちょっとだけ頬が赤くなってる。




そんな悠斗をみてたらなんか自然と笑顔になった。





「ありがと//・・・でも、もう大丈夫。あたしもうわかったんだ」




「は?なにをだよ」




「ううん。なんでもない!」




あたしは勢いよく倉庫を飛び出した。