そんな竜くんにつられてあたしも笑ってしまった。 何分かして笑いが収まった竜くんがあたしの手を握ってきた。 「俺の・・・彼女になってください」 「・・・はい」 そしてあたしたちは微笑みながら手を握り合った。 これから何が起こるかなんてわかっていなかったんだ。