「はぁ?何、生意気なこと言ってんだ」



「そんなこと言う子にはイケないことしちゃおっかな〜」



そう言いながらあたしの腕を引っ張り壁に押さえつけた。



・・・こ、怖い。



全身から汗が吹き出したような感覚に襲われた。



『お前は俺にとっての飾り』



あの時の言葉が頭の中でこだまする。



「やっ・・・やめ・・てっ・・・」



振り絞った声とは裏腹に男の顔がどんどん近づいてくる。



・・・助けて・・誰か。



もう無理だと思って目をつぶる。



・・・あれ・・キスされない?

不思議に思い目を開けるとあたしは目を見開いた。



「なに・・・これ・・」



男達はなぜかボコボコにされてて、ぐったりと倒れこんでいる。