「おっ、当たってんじゃん」 「えへへ、すごいでしょ?」 悠斗が戻ってきて再びスパルタ授業が始まった。 悠斗の教え方がうまいおかげで問題もほとんど当たるようになってきた。 「ねぇ、テストで良い点とったらなんかご褒美ちょうだい!」 「はぁ?ご褒美?」 「そう!ご褒美!」 だって、せっかく頑張ってるのに何もないんじゃつまらないしね! 「ねぇ、なんかないの?」 あたしがしつこく聞くとはぁとため息をつきながら答えた。 「んじゃ、お前が追試で70点以上とったら、好きなとこ連れてってやるよ」