「んじゃ、俺なんか飲み物買ってくるわ」 「うん。分かった」 悠斗は財布を持って自動販売機に向かっていった。 あたしは何気なく目の前にあるテキストを見る。 「・・・うわ、すごい・・・」 そこにはわかりやすいように解き方が書いてあったり、ポイントがまとめてあったりしてある。 悠斗、あたしが問題解いてる間にやってくれてたんだ・・・。 そう思うと胸がぎゅっと苦しくなった。 「よし、やりますか!」 悠斗のちょっとクセのある字を見つめながらあたしは机に向かった。