「んじゃ、これやるよ」
「うあっ!」
ぽいっと投げられたのは小さな紙切れでなかを開くと綺麗なアルファベットの文字が並んでいた。
「これは?」
「はぁ?見てわかんねぇーの?俺のLINEのIDだよ」
「えっ?なんで?」
「なんでって、また来るって言ったからまた会うためにだろ!」
夕日のせいなのか少し赤くなった夏木悠斗の頬を見てたらなんだか可笑しくなってきた。
「うん、ありがと!連絡するね!」
あたしがにっこり笑うと夏木悠斗もにっこりと笑ってくれた。
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