綺麗だなー。



またここに見にこよっ!



「ほら、なにしてんだよ。行くぞ」



腕を引っ張られて立ち上がり夏木悠斗と目が合った。



「・・・また来てもいい?」



夕日に照らされた夏木悠斗があまりにもカッコ良くて、気がつくとそんなことを口走っていた。



あたしの言葉に一瞬びっくりしていたけどすぐにいつもの顔に戻って



「あぁ、いいけど。今度来る時はお前が
なんかつくってこいよ・・・初」



俺様的な発言で本当なら切れたいのに
意地悪そうに笑う夏木悠斗を見ていたら
あたしまで微笑んでしまった。



てゆうか今名前読んだよね!?




「分かった!//絶対美味しいの作るんたがら!//」




ビシッと夏木悠斗を指差すとまた意地悪そうに笑った。