すごい熱量で喋ってくる智果。 「わ、分かったから!」 もー、智果は恋愛のことになるとテンション上がっちゃうんだから・・・。 あっ!あたし乃埜先輩にメールしないといけないんだった! えっとー、携帯携帯・・・ない! あっ!もしかして生徒会室に置いてきちゃった? はぁ、戻んなくちゃ・・・。 「ごめん、智果。あたし携帯忘れたからとって来るね」 「あっ、分かった」 智果に一声かけて再び来た道を戻った。