・・・あっ、悠斗だ・・。
その後ろにはやっぱり桃がいて、2人でステージのセッティングをしていた。
そっか・・・2人ともステージ担当だもんね。
なんか2人ってお似合いだな・・・。
そう思ってしまって、胸に手を置いてぐっと力を入れる。
「また、悠斗君のこと見てんの?」
「・・・えっ?」
振り向くと望先輩が切なそうな表情を浮かべていた。
「この頃、江ノ沢さんずっと悠斗君のこと見て泣きそうな顔してるよね」
「な、なんで・・そんなこと」
なんで気付かれてたの?
あたし、智果以外の前ではいつも通り明るく振舞ってたのに・・・。


