そこまで出かかった言葉を飲み込む。 「もう少し休んだら戻るから、先行っててくんない?」 「・・・うん、分かった!早く戻ってきてね!」 ウインクしながら保健室を出て行った。 はぁ、めんどくさ・・・。 出て行った瞬間にまたベットに倒れこむ。 「・・・ん?なんだこれ・・・」 ふと目に入ったのは俺の枕元にあったハンカチ。 ・・・これって・・・。 手に取ると昨日のように思い出す。