「ほら、冷やさないと目、腫れちゃうよ?」 目の前に差し出された水で濡らしたタオル。 「・・・グスッ、あ、りがと・・」 智果からそれを受け取って目元に当てる。 泣きすぎて腫れた目にひんやりとした感触が気持ちいい。 「どう、少しは落ち着いた?」 「・・・うん。さっきよりは」 「ふぅ、よかった」 安堵の表情を見せた智果。 ありがとう、智果。 この言葉は何回言っても足りないくらい智果には感謝してるよ。 「んで、何があったの?昼休みの時から」 あたしの横に座り、真剣な眼差しで見てくる。