あたしの怒りは頂点に達していた。




悔しくて、悲しくて、もうどうしようもできなくて・・・。




頭はパニック状態になってた。




「いいの。それでも悠斗君の近くに寄ることができるから。


どうするの?
まぁ、初ちゃんには道なんて残ってないと思うけど・・・」




憎たらしい。




桃にそんな感情抱くなんて思ってもみなかった。



このままあたしが悠斗と一緒いたら、悠斗に迷惑がかかっちゃう。



悠斗を退学にだなんてさせれるわけがないっ!!



だったら、あたしの選ぶ道はもう・・。