思わずその中身を床に落としてしまった。 ゾクゾクと鳥肌が立つ寒くもないのに身震いがして膝がガクガクしてる。 「・・・ただいまー」 その声にパッと顔を上げると智果が立っていた。 「・・・智果・・・・これ・・」 あたしが指差したものに目を見開き部屋の中に入ってくる。 「なっ、何これ!?」 立ち尽くす智果。 何十枚と取られたあたしと悠斗の写真を見ながら。