目尻を下げ困ったように私を見つめる。 「大丈夫です!受け取ってくれただけで、ありがとうございます!」 おばさんにぺこりとお辞儀をし、自分の部屋にスタスタと歩いてく。 ーガチャ 部屋には智果の姿はなかった。 まだ、文化祭の準備なんだ。 智果忙しそうだもんね・・・。 そう納得しつつ、鞄を机の上に置きベットに座り、ゆっくりと封筒を開けていく。 「・・・なっ、何これ・・・・」 あたしはその中身を見てゾッとする。