「まただ・・・」




「本当にしつこい奴ね、こんなことしてバカみたい」




落ち込むあたしの変わりに智果が怒ってくれる。




ありがとう・・智果・・・。




でも、こんなことをもう3日間もされてるあたしも相当怒ってる。




お昼休みに用事があるって智果がいなくなったから今日は桃と2人で食べてた。




「初ちゃん大丈夫?ご飯食べないの?」




心配そうに見つめる桃。




お昼の時間になっても頭からあの言葉が離れなくて頭がガンガンする。



「ううん。ちょっと頭が痛いだけ。少し保健室で休んでくるね」




「一緒に行くよ?」




「いい。大丈夫だから桃はお昼食べてて?」




「・・・分かった」




心配そうに見つめる桃に見送られて保健室に向かう。