「・・・初」 「えっ、なっ、何?」 焦ったように俺の方を向く。 今しかないよな。 「・・・キスのことほんとごめん。初が気を使って言わないようにしてたとは思うけど話とかないとと思って」 あたりがシーンとなり少しだけ風が吹く。 すると沈黙の後に初がにっこりと笑う。 「悠斗らしくないなぁ!いつも上からくるのにいきなり謝ってきて!」 いつも通りの笑顔で俺を見つめる。 「大丈夫だよ。・・・あたし悠斗がキスしたこと何も感じてないのかなって思ってた。会った時だって普通の反応だったし」