初サイド




「なんかあったの?」




あたしがベットに倒れこんだ後に聞こえてきた智果の声。




「ともかー!・・どうしょー!」




そう叫びながら智果に抱きつく。




「えっ!?ちょ、どうしたの?」




「・・・あのね」




焦りながら聞いてきた智果に俯きながらぽつぽつと話し始めた。




「そっか・・・」




全部話し終わった後に智果が小さくため息をつく。