悠斗サイド ーガチャ 寮の部屋に帰ると同室の永遠はいなかった。 でもそのほうがいい。 今の俺はクールでも無愛想でもないんだから。 「はぁー」 小さく長いため息が部屋響く。 まさかこんなことになるなんて・・・。 ご褒美だなんて初に言ったただのごまかしで、ただ俺が初と一緒に出かけたかっただけだ。